最新の兵器を創り出した科学者の
苦悩を描いた緻密な人間ドラマ
20259 東京・兵庫 上演!
イギリスの劇作家ジョー・ペンホールによって2007年に発表された本作は、「平和のための抑止力」という名目のもと、新型無人航空機開発のため、政府プロジェクトの一員となった航空技術エンジニアの葛藤を描いた作品です。最先端の科学技術が世界各国の政府の思惑によって軍需産業として生まれ変わり、殺戮兵器となっていく現実。自分が作ったものが自分から離れていき、取り返しのつかない状況になる不安と恐怖が描かれています。

この度の上演にあたり、演出は読売演劇大賞上半期作品賞ベスト5(2022)に選出され、傑出した活躍をみせる松森望宏。主演は、真摯な役作りで舞台、映画、ドラマなど幅広いフィールドで果敢に取り組む辰巳雄大。さらに、共演には須賀貴匡、小宮有紗、そして波岡一喜といった人気と実力を兼ね備えたキャストが集結いたしました。

平和を求めるゆえ、理想と現実のはざまで揺れ動く人間たちの葛藤を描く舞台『炎の風景』にどうぞご期待ください。
ものがたり
航空力学のイギリス研究者ネッドは平和を維持するために必要な抑止力になるものだと信じ、無人飛行機誘導プログラムであるドローンを開発する。兄のダンはそんな弟を非難しつつ、心配している。だがネッドは「大丈夫、これを使用する人間次第だから」と。

しかしダンの不安は的中することになる。政府側であるロスはネッドにこのシステムを売ってほしい、しかし売るとなれば、そのあとの権利は我々にあると。ネッドは話の危険性を感じ、使用権は譲らないと主張するが、話は平行線のまま。やがて秘密情報局のブルックスが現れると、事態は思わぬ方向に・・・・・・。
新着情報
25.05.30
『炎の風景』出演キャスト&スタッフを発表!さらに、上演にむけてのコメントを掲載しました!.
25.05.30
『炎の風景』は、2025年9月東京、兵庫にて上演いたします。公演日程詳細・チケット情報を発表しました!.
25.05.30
最新の兵器を創り出した科学者の苦悩を描いた緻密な人間ドラマ『炎の風景』上演決定!公式ホームページ&Xを開設しました!
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